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雑賀衆といえば、やはりまず鉄砲を思い出す。元亀元年(1570)に始まった石山合戦では大坂本願寺の後背勢力として織田信長と戦い、時には播磨方面にまで出向いた。合戦中には、何百挺という鉄砲を要求したことを記す顕如らの書状が残っているが、同寺を擁護する周辺勢力の中でも、顕如に最も頼りにされた集団の一つが雑賀衆だったといってよい。時には、「鉄砲よき衆五百丁」と鉄砲の上手な衆を500人ばかり寄越してくれという贅沢な要求をされたこともあります。まさに「鉄砲よき衆、雑賀衆」と言えるでしょう。
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紀州藩鉄砲鍛冶十二代目当主であり、紀州雑賀鉄砲衆 事務局長である
出来可也氏に火縄銃について書いてもらいました。出来氏は、孫市の会
副会長でもあります。
◇ ◇ ◇ ◇
火縄銃について
紀州雑賀鉄砲衆事務局長 出来可也
(紀州藩鉄砲鍛冶十二代目当主)
火縄銃の取り扱いと紀州筒の特徴
天文12年(1543年)ポルトガル人により鉄砲が種子島に伝えられたことは、
皆さんもよくご存知のことと思われます。紀州では早くも其の翌年、根来
寺の津田監物算長が根来坂本に持ち帰り、堺の刀鍛冶芝辻清右衛門に模作
させたといわれている。
火縄銃を実戦で使った雑賀衆・僧兵根来衆が有名なところではありますが、
本日皆様の前にあるのは江戸時代後期のものです。
<取り扱いについて>
1、まず火縄銃は前込めの銃で、火薬・弾を銃口から流し込み、さく丈
(かるか)で突きます。
2、次に、口薬を火皿に少量注ぎ、火蓋を閉めます。
3、火のついた火縄を火挟みの鶏頭部分に挟みます。
4、構えて狙いをつけ火蓋を切り(蓋を開く)
5、引き金を引けば発射します。
「熱戦の火蓋が切っておとされた」という言葉はこの火縄銃の安全器を
外したところから来るもので、戦が始まったという意味を持ちます。
「概ね見当がついた」も同じく、前目当て、後目当てを通して相手に
狙いがついたところから来たものです。
火縄銃は導火線のようなものでいつ発射されるかわからないものと
思っている方がいますが、そうではなく触発するもので、現在でも
50mはなれたところから直径8cmの10点を撃つことができます。
天正13年(1585年)羽柴秀吉の紀州攻撃により、中世の土豪連合体は
崩壊し鉄砲などの武器を放棄させたが、慶長期には再度鉄砲を生産し
元禄6年の調べでは紀州には8000挺を超える銃が存在していたと
云われ、鉄砲大国でありました。
狩猟用の銃や標的射撃の銃、番筒(備えていた銃)、流儀・流派を保存
する様な用途に変わっていきました。
典型的な紀州製火縄銃の特徴は、
1、火挟み、用心金が角張った形である。
2、後目当て(元目当て)が片富士形、先目当てが三角形。
3、柑子(銃身の先端部分)が無柑子。
4、雨覆の後部が面取り、煙返しがある。
5、全体的にはシンプルなものが多く、あまり飾り物はしていない。
以上が主だった特徴であるが、紀州在住の鉄砲鍛冶のみならず、
堺でも紀州からの注文であれば、上記のように作っていたと思われる。
他にカラクリにも紀州独特のタイプがある。
機関部の中を開けると他との違いが良くわかります。
文:紀州雑賀鉄砲衆事務局長 出来可也さん
(紀州藩鉄砲鍛冶十二代目当主)
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